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第4回 シュヴァリエの称号

前トヨタフランス社長 足立誠一郎 × 字幕翻訳家 菊地浩司

現役を引退したら

前トヨタフランス社長 足立誠一郎 第4回 シュヴァリエの称号

菊地

仕事が終わってリタイアしたらフランスに戻る?


足立

完璧に戻りたいですね。

 

純子さん

半分半分が理想的よね。パリを拠点に動きたい。

 

足立

友達がいっぱいいるんですよ。ワイン造ってる人、フォアグラ作ってる人、今日会う人はドキュメンタリーを作っていたり。その人も北の方の出身で、フランスに関する色々なドキュメンタリーを作っているんですよ。昔はNHKにいて、今はフリーでカンヌ映画祭の仕事もしてたよね。カンヌ映画祭といえばあなた2週間くらい帰ってこなかったよね?

 

純子さん

カンヌ映画祭で2週間くらいこもってインタビューとかしていたんですよ。で帰らなかった(笑)毎晩パーティがありましたしすごく面白かったんです。撮影に行って帰ってくるのは午前4時、で8時からプレスみたいな。2時間くらいしか寝ない日が続きましたけど楽しかったです。

 

足立

僕は理解がある夫だと思うよ。

 

菊地

俺もその頃カンヌよく行ってたな。

 

足立

そういえばフランストヨタにいた時にあれをやったんですよ。カンヌ映画祭のレッドカーペッド!全部で160のディーラーがあるんだけど、そのうちの20の優秀ディーラーを選別してレッドカーペッドを歩かせるというイベントをやったんです。僕ら以外は全部フランス人。みんなでタキシードを着て。その時にね、イヌのフンを踏んじゃったんですよ。観客がみんな見ていて拭けなかったから、階段でたまたま渋滞になった時に階段のレッドカーペットで拭いたんです。あれにはまいった(笑)

2つの勲章

前トヨタフランス社長 足立誠一郎 第4回 シュヴァリエの称号

菊地

今日は何か特別な記念品を持ってきてくれたんだっけ?


足立

フランスで勲章を2つもらったんです。ひとつは国家功労賞。


菊地

すごい!

 

足立

これは本物の勲章で、親しい国会議員の友人が推薦してくれたんです。大した事はしていないんですが、たくさんの人と知り合ったということでもらえたのだと思います。でも、もっとうれしいのがコレ!シャンパンのシュヴァリエを叙任したんです。これは非常に価値があるもので、本当に自慢なんですよ。(※正式名称は、<Ordre des Coteaux de Champagne>オルドル・デ・コトー・ド・シャンパーニュ。1656年に、ルイ14世の宮廷のグルメとして知られる貴族たちによって設立された、歴史的にも由緒ある団体で、これまでにシャンパーニュ愛好家である世界各国の政財界の名士、芸術家、ジャーナリストをはじめ業界人、一般の美食家など、5000人をシュヴァリエ(騎士)に叙任してきた)。

 

ランスという街にすごく大きいシャンパンのカーヴがあるんです。そこで1000本くらいのシャンパンを並べて大ディーラー大会をしたんですよ。家族とかもみんな呼んで。全部で500人くらいの人が集まって最初から最後までずーっとシャンパンを飲み続けたわけです。ワインもなし。で、大量なるシャンパンを消費したと。それで知人のワインジャーナリストがシュヴァリエに推薦したいけどどうだというから、ぜひ!となったわけです。

 

それでね、フランス日産の社長が友達だったんですよ。そしたらそのジャーナリストが、フランストヨタの社長とフランス日産の社長を並べて表彰しようじゃないかと仕掛けて。ランスのシャトーを貸し切って大表彰式というか盛大なセレモニーがありまして。全部で36名くらいの人がこれをもらいました。いろいろ階級があるんですけど、日本人は、僕とフランス日産の社長と名古屋で有名なワインバーをやってる女性の3人だけ。たぶん日本でもらっている人は1桁じゃないですかね。一番嬉しかったですね〜国家功労賞よりも。一番悔しかったのはレッドカーペッドでフンを踏んだ時(笑)

 

純子さん

よりによってね(笑)

 

菊地

じゃオチがついたところで(笑)

前トヨタフランス社長 足立誠一郎 第4回 シュヴァリエの称号

本日は貴重なお話をどうもありがとうございました。

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