『アメイジング・スパイダーマン』来日記者会見のようす

2012.01.19

過去3作品の全世界興行収入が25億ドルを超える大ヒットとなった『スパイダーマン』シリーズ。1962年にマーベル・コミックで初めてスパイダーマンが登場してからちょうど50周年となる今年、スタッフ・キャストを一新し、新しいシリーズとして3Dで再始動する

 

『アメイジング・スパイダーマン』。

   

監督は「(500日)のサマー」のマーク・ウェブ監督、新生ピーター・パーカーには、「ソーシャル・ネットワーク」、「わたしを離さないで」の若手演技派アンドリュー・ガーフィールド。ピーターのガールフレンドグウェン・ステイシー役には「ゾンビランド」、「ラブ・アゲイン」のエマ・ストーン。

  

プレスツアーのスタートとなり、世界最速での公開も決まっているここ日本での会見は、プロデューサーや出演者たちの熱く強い想いが感じられました!

 


Q.普通の男の子だけに共感を得られる主人公ピーター・パーカーを生まれ変わらせましたね。それだけの想いがこのキャラクターに?

  

アヴィ・アラド(プロデューサー): 若い男の子が両親を失い、労働者階級でおじとおばに育てられた。孤児で、両親は誰なのか、自分が誰なのか知りたい。そして自分の人生を自分で切り開かなくてはならない。彼はいとこ、隣人、親友、そんなだれでも身近に感じ共感できるキャラクター。また彼は他のヒーローと違って身近な人たちを救います、世界を救うわけではない。地に足が着いたーヒーローなんですね。前の3作の「スパイダーマン」では語りつくせなかったストーリーがたくさんあります。ピーターはどのように彼の旅を始めたか、自分探し、家族の話、始まりは?グウェンとは真実の愛が生まれるのですが、彼女は恋の対象であり知的な友達で、ピーターと平等の立場の強い女性。ピーターの視点で描かれ、答えを探していきます。スタン・リーが込めた、彼の気持ち分かるキャラクター設定になっています。それからエモーショナルなストーリー。アクションはストーリーのためにあります。ただ壊す・爆発するものではなく、現実に根付いたアクションをマーク・ウェブは創り上げました。悪役はDr.コナーズですが、彼はピーターにもグウェンにも関連した人物。恩師であり、父親を知っている敵で、戦う相手として心情的に厳しい人物なんです。そしてピーターは蜘蛛に噛まれたり、ミューテーションする前から、英雄の心を持っているんです。

 

  

Q.マーク・ウェブを起用した理由は?

 

マット・トルマック(プロデューサー): アヴィから話があったように、「スパイダーマン」のユニークな点はピーターのキャラクター。まず我々と同じような人間で、富豪でも大人の男でもない。これから成長しようとしている微妙な年代。無責任でも許される存在のままでありたい気持ちと、大人にもならなければならないという責任の狭間にいて、まさに人生の岐路に立っています。だからこそのジレンマがあり、共感してもらえると思う。物語をつくるにあたってドラマが大事だと考えました。もちろん最高のSFXをお届けしますよ。でも骨子にあるのはドラマ。それが「スパイダーマン」を「スパイダーマン」たらしめている核なんです。アヴィと話し始めたときにエモーショナルなストーリーを描ける監督でなければ、グッとくるラブストーリーも描ける監督でなければと話しました。そんなとき現代の人間関係をリアルに描いた『(500)日のサマー』を観たときに興味を持ち、すぐにマーク・ウェブ監督と打ち合わせをもったんです。彼が話したのはシリーズやキャラクターへの愛で、それはこれまでの作品をリスペクトしつつも何か新しいものを感じさせてくれるものでした。100本以上のミュージッククリップを手掛けた監督でもあるので、新しい現代的なものも期待しています。『ソーシャル・ネットワーク』のように、今はオタクが世界を席巻していると良いと思います。ピーターもそんな現代の感受性を持った一人ですが、彼や、彼を取り巻く現代世界を、今の感覚で描ける、マーク・ウェブのその部分が起用した大きな理由です。どんな映画でも、監督を選ぶリスクはつきものですが、彼を信じているし、実際に今徐々に上がってきているものを観て、それは間違ってなかったと確信しています。

  

    

Q.新生ピーター・パーカー、グウェンを演じるにあたってプレッシャーは?

 

アンドリュー・ガーフィールド: ハイ。かなり感じました。前の3部作は素晴らしかったと思うし、スタン・リーの世界を忠実に表現していたし、それに進化してきた歴史があるから。僕は3歳のときからファンで、まず第一に"ファン"なんです。「スパイダーマン」にインスピレーションを受けました。それを継ぐ俳優としてとっても光栄に思っている。もちろんプレッシャーを感じますが、それは世界中のファン責任感を感じるからであって、健全なプレッシャーで、とてもポジティブなこと。それを思い出させてくれてありがとう。

 

エマ・ストーン: 私はラッキーでした。グウェンは以前ブライス・ダラス・ハワードが演じたような、ピーターとMJの間に割って入るグェンとまったく違う設定です。今回MJは登場しないですしね。キャラクターに対するプレッシャーは感じなかったのけど、まさに今この瞬間、感じています。こんなに国際的に注目される作品に出演するのは初めてだし、来日して皆さんの質問を受けて間違ったことを言わないか・・・(笑)撮影ではベットルームで恋愛トークなど緊張するシーンもあるけれど、それはこれまでの作品でもあることだし、プレッシャー感じませんでした。プレッシャーはまさに今なの!

  

 

Q.本格的なアクションは初めてだと思いますが、感想は?

 

アンドリュー・ガーフィールド: とても楽しんだよ。大きな挑戦であり、ラッキーな経験でしたね。監督からは実際にスタントをやってほしいと依頼があり、スタントはアームスロングの素晴らしいスタントチームがサポートしてくれたんだ。彼らはボンドシリーズなどを手掛けてきた伝説的なチームで、彼らを前にして、とても謙虚な気持ちになったよ。トレーニングは4ヶ月間、毎日ヘトヘトになるほどだった。ダブルのスタントがついてくれ、彼らはそれぞれの得意分野があり、素晴らしくチャレンジングな体験だった。蜘蛛に噛まれてからどういう動きになるのかなど、彼らと考えながらやっていく楽しみもあって、本当に大変だったけれど、彼らプロのチームがいたからできたと思う。

  

 

Q.ピーターとMJといえば逆吊りのキスでしたが、今回のピーター&グウェンはどんなキスですか? <全身スパイダーマンに身を包んだ記者>

  

エマ・ストーン: ありがとうスパイダーマン(笑)。先に知らないほうが映画を楽しめるんじゃない?観ていただいてから決めてもらえればと思います。逆吊りではないけれど、今回は素敵なファーストキスのシーンがあるので期待しててくださいね。

  

 

Q.日本で行ってみたい場所や食べてみたいものは?

 

アンドリュー・ガーフィールド: もっと時間があればと思う。いろんなところを探検したい。昨日はしゃぶしゃぶを食べとても美味しかった。昨日ずっと取材を受けて、日本のジャーナリストはお世辞ではなくとても知的で、良い質問をたくさん受けたよ。取材でこんなに素敵な気持ちになった日は初めて。映画を良いと言ってもらうためでないよ(笑)。今回は明日日本をたちますが、6月にまた来日したときはもっと長い滞在にしたいです。そのときは皆さんいろいろとアドバイスをください!

 

エマ・ストーン: 本作のような大きな作品にかかわって、唯一フラストレーションを感じるのは、世界中の素敵な街に連れて行ってもらえるけれど、滞在はわずか2〜3日でホテルの中ばかりなこと。今回もおそらく時間がなさそうだけど、また日本という国を楽しむためだけに戻ってきます。街を歩きながら、たくさん食べつくし、歴史・文化などこの奇跡的な素晴らしい国を楽しみたい。皆さん、そのときもよろしくお願いします!


 

2012年6月30日(土)TOHOシネマズ日劇ほか世界最速3D公開!

 

『アメイジング・スパイダーマン』
THE AMAZING SPIDER-MAN

 

監督:マーク・ウェブ 
出演:アンドリュー・ガーフィールド、マーティン・シーン、サリー・フィールド、リス・エヴァンス、エマ・ストーン
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(c)2011 Columbia TriStar Marketing Group,Inc. All  Rights Reserved.

http://Amazing-Spiderman.jp/
https://www.facebook.com/AmazingSpiderman.JP

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